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年末調整で全社98時間。カルテットコミュニケーションズが変えたのは紙だけ
集計・分析カルテットコミュニケーションズIT・情報通信SaaSペーパーレス
BEFORE
1.5時間
社員1人が紙の書類を書く
AFTER
0.5時間
画面の質問に答える
減った時間の合計 — 全社で98時間
年末調整は担当者だけの仕事に見えますが、実際は全社員の時間を使っています。カルテットコミュニケーションズが全社で98時間を取り戻した内訳から、どこに時間が消えているのかを説明します。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。
03PROBLEM
年末調整の時間は、担当者だけのものではない
出典の数値
- 社員88人ぶんの記入88時間
- 労務担当の処理約10時間
この内訳は出典に示されている数値です。1人あたり1.5時間が0.5時間になり、88人ぶんで88時間。加えて労務・給与担当の作業が約10時間減り、合計98時間になっています。
04CASE
その会社では何が起きていたか
カルテットコミュニケーションズはIT・インターネット業の会社です(従業員51〜100名)。年末調整は紙の書類に記入して提出する運用でした。
社員1人あたり約1.5時間かかっていました。書き方が分からず総務に聞く、書き損じて出し直す、といったやり取りが人数分だけ発生します。担当者の作業時間だけを見ていると、この88時間は見えません。
05CHANGE
何を変えたのか
- 紙が配られる
- 書き方を聞く
- 手書きする
- 提出する
- 労務が確認
5工程。タブで変えたあとと見比べられます。
BEFORE
- 紙が配られる
- 書き方を聞く
- 手書きする
- 提出する
- 労務が確認
AFTER
- 画面の質問に答える
- そのまま提出
- 労務が確認
紙の記入をやめ、画面上の質問に答える形にしました。社員1人あたり1.5時間が0.5時間になっています。
導入から運用開始までは2か月でした。年末調整という締切のある業務から始めたことが、短期間で切り替えられた理由だと同社は説明しています。その後は入社手続き・給与明細・人事評価にも広げ、入社手続きは1人あたり4時間から1時間になりました。
06RESULT
どれだけ減ったのか
社員1人が紙の書類を書くにかかっていた時間を 約66% 短縮
- 社員1人あたり
- 1.5時間 → 0.5時間
- 全社の合計
- 98時間削減
- 入社手続き(1人あたり)
- 4時間 → 1時間
SmartHR が公開した株式会社カルテットコミュニケーションズの導入事例による数値です。98時間の内訳は、社員88人×1時間と、労務・給与担当の約10時間として示されています。
08APPLY
日本の会社なら、どこに当てはまるか
「全社員が少しずつ使う時間」は、集計しないと存在しないことになります。
年末調整・住所変更
全員が書く。書き方の質問が総務に集中する
健康診断の申込
紙を配って回収する。誰が出したか分からなくなる
各種申請(有給・立替)
書式を探すところから始まる
研修の受講報告
全員が同じ内容を別々の形式で提出する
全社員が使う時間は、1人あたりが短くても人数を掛けると大きくなります。担当者の作業時間ではなく、社員数×1人あたりの時間で見てください。
09YOUR COMPANY
あなたの会社なら、何時間か
全社員が対象になる手続きは、人数をそのまま入れて計算してください。
MAXELUS VIEW
担当者の時間より、全社員の時間のほうが大きい。
1人1.5時間の作業でも、88人いれば132時間です。担当者の残業だけを見ていると、この量は最後まで見えません。
私たちも、全社員が関わる手続きから先に見ます。1人あたりが短いほど手を付けにくいのに、効果はいちばん大きい場所です。
11FAQ
よくある質問
12SUMMARY
この記事のまとめ
- 01カルテットコミュニケーションズは年末調整で全社98時間を削減したと報告されています
- 02削減の9割は担当者ではなく社員側の時間(1人1.5時間 → 0.5時間 × 88人)
- 03入社手続きも1人あたり4時間から1時間になっています
- 04自社で見るなら、社員数×1人あたりの記入時間で計算してください
13 SOURCES
- 年末調整を効率化。2か月でのスピード導入を実現した「全社一丸」の想いSmartHR・2026-08-17 確認原文を見る ↗
掲載している数値は、各出典が公開している報告値です。当社が測定したものではありません。 図や表は、出典が公開している事実をもとに当社が独自に作成しており、出典の図版は使用していません。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。

