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稟議の手間が半分に。FC東京が承認をやめずに残業を減らした話
承認・手続きFC東京サービス・娯楽SaaSAIOCR
BEFORE
100
稟議1件にかかっていた手間
AFTER
50
半分の手間で承認まで進む
減った時間の合計 — 残業は1人あたり月5〜10時間減
承認は減らせない、と思われがちです。FC東京が稟議承認の手間を約50%削減し、1人あたり月5〜10時間の残業を減らした事例から、承認をなくさずに軽くする方法を説明します。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。
03PROBLEM
承認の時間は、判断ではなく準備に消えている
マクセラスによる仮説 — 出典に内訳の数字はありません
- 申請の準備・手入力いちばん多い
- 承認者を探して待つ次に多い
- 判断する残り
上の構成は、出典にある「AI-OCR で手入力を削減した」「Excel の手動管理から脱却した」という変更内容から、当社が推定したものです。当該企業の実測値ではありません。承認そのものより、その前後の準備に時間がかかっていました。
04CASE
その組織では何が起きていたか
東京フットボールクラブ株式会社(FC東京)は従業員50〜99名の組織です。月間で約700件の請求書を処理しており、既存のワークフローシステムを使っていました。
システムはあっても、請求書の取引先・金額・日付は手入力でした。予算の消化率は Excel で手動管理していたため、いま使える予算がいくらかを確認するのにも時間がかかります。
05CHANGE
何を変えたのか
- 請求書を手入力
- Excelで予算確認
- 申請する
- 承認者を探す
- 承認
5工程。タブで変えたあとと見比べられます。
BEFORE
- 請求書を手入力
- Excelで予算確認
- 申請する
- 承認者を探す
- 承認
AFTER
- 請求書を読み取る
- 予算が画面で見える
- スマホで承認
請求書の内容を自動で読み取って入力の手間をなくし、予算の消化率をその場で見えるようにしました。承認はスマートフォンからでき、出張先でも処理できます。
承認を減らしたわけではありません。承認する人が「判断に必要な情報を、判断できる場所で」受け取れるようにしただけです。結果として稟議承認の手間が約50%減っています。
06RESULT
どれだけ減ったのか
稟議1件にかかっていた手間にかかっていた時間を 約50% 短縮
- 稟議承認の手間
- 約50%削減
- 残業(1人あたり)
- 月5〜10時間削減
- 月間の請求書処理
- 約700件
バクラクが公開した東京フットボールクラブ株式会社の導入事例による数値です。同社は既存のワークフローシステムからの切り替えとして導入しています。
08APPLY
日本の会社なら、どこに当てはまるか
承認が遅いと言われる会社の多くは、承認者ではなく申請の準備で止まっています。
購買・発注
見積を転記して申請する。金額の根拠を都度探す
経理
予算の残りが分からず、承認者が確認してから返事する
現場を持つ会社
承認者が外出中で、戻るまで案件が動かない
小規模の会社
承認できるのが社長だけ。全部がそこで詰まる
承認のリードタイムを縮めたいなら、「承認者が判断に必要な情報を持っているか」を先に見てください。情報が足りないから確認が入り、確認が入るから待ち時間になります。
09YOUR COMPANY
あなたの会社なら、何時間か
申請する人と承認する人の両方が関わります。両方を人数に入れてください。
MAXELUS VIEW
承認をなくすのではなく、判断できる状態で渡す。
承認が要る仕事から承認を外すと、統制が緩みます。速くすべきなのは判断そのものではなく、判断に必要な情報が揃うまでの時間です。
私たちも、承認が止まっている案件について「なぜ止まったか」を聞きます。ほとんどが「情報が足りなくて確認していた」で説明できます。
11FAQ
よくある質問
12SUMMARY
この記事のまとめ
- 01FC東京は稟議承認の手間を約50%削減し、残業を1人あたり月5〜10時間減らしたと報告されています
- 02承認をなくしたのではなく、手入力と予算確認という準備の工程を落としています
- 03月間約700件の請求書処理が対象です
- 04自社で見るなら、申請日と承認日の差を1か月ぶん並べてください
13 SOURCES
- FC東京がバクラク導入。稟議承認の手間を約50%削減、残業時間を1人あたり最大10時間削減に成功バクラク・2026-08-17 確認原文を見る ↗
掲載している数値は、各出典が公開している報告値です。当社が測定したものではありません。 図や表は、出典が公開している事実をもとに当社が独自に作成しており、出典の図版は使用していません。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。

