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経費精算が3時間から30分に。ファーストキッチンがやめた3つのこと
入力・転記ファーストキッチン飲食SaaSペーパーレス
BEFORE
3時間
紙を回して印鑑をもらう
AFTER
30分
データを上げて終わる
減った時間の合計 — 約130店舗ぶんの精算が対象
経費精算が重いのは、入力が遅いからではありません。ファーストキッチンが3時間の作業を30分にした事例から、紙・回覧・押印をやめると何が起きるのかを説明します。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。
03PROBLEM
経費精算の3時間は、何に使われていたのか
マクセラスによる仮説 — 出典に内訳の数字はありません
- 紙を回す・待ついちばん多い
- 領収書をファイルする次に多い
- 入力する残り
上の構成は、出典にある「紙ベースでの申請・回覧・印鑑承認」「領収書の保管稼動が激減した」という記述から、当社が推定したものです。当該企業の実測値ではありません。入力より、回す・貼る・探すのほうが重い仕事でした。
04CASE
その会社では何が起きていたか
ファーストキッチンは約130店舗を運営するハンバーガーチェーンです(正社員138名、契約社員88名、パート・アルバイト2,000名/2018年10月現在)。
経費の申請は紙でした。書いた伝票を上長へ回し、承認の印をもらってから経理へ送ります。店舗の数だけ伝票があり、受け取った領収書を綴じて保管する作業も毎月ついてまわりました。
05CHANGE
何を変えたのか
- 領収書を貼る
- 紙で申請
- 回覧する
- 印鑑をもらう
- ファイルする
5工程。タブで変えたあとと見比べられます。
BEFORE
- 領収書を貼る
- 紙で申請
- 回覧する
- 印鑑をもらう
- ファイルする
AFTER
- 領収書を撮る
- データを上げる
- 画面で承認
申請から承認までを画面上で完結させ、領収書はデータでアップロードする形にしました。紙の申請・回覧・印鑑承認と、領収書のファイリングがなくなっています。
入力を速くしたのではなく、入力の前後にあった工程を落としています。止まっている申請には自動で催促が飛ぶため、経理が誰の分を待っているかを追いかける必要もなくなりました。
06RESULT
どれだけ減ったのか
紙を回して印鑑をもらうにかかっていた時間を 約83% 短縮
- 経費精算業務
- 3時間 → 30分
- なくなった工程
- 紙の申請・回覧・印鑑承認・ファイリング
- 対象規模
- 約130店舗
楽楽精算が公開したファーストキッチン株式会社の導入事例による数値です。導入は2018年2月で、電子帳簿保存法への対応もあわせて行っています。
08APPLY
日本の会社なら、どこに当てはまるか
経費精算は「金額は小さいのに手間だけ大きい」仕事の代表です。共通しているのは、紙が人から人へ移動していることです。
多店舗の小売・飲食
店舗から本部へ書類を送る。届くまで処理できない
建設・現場が多い会社
現場から戻らないと精算できない。月末に集中する
営業が多い会社
領収書を貼る時間が全員に発生している
バックオフィス
誰の申請が止まっているか、聞かないと分からない
経費精算を速くしたいなら、入力の速さより「紙が何回人の手を渡っているか」を数えてください。渡る回数がそのまま待ち時間になります。
09YOUR COMPANY
あなたの会社なら、何時間か
申請する人と処理する人の両方に時間がかかります。両方を人数に入れてください。
MAXELUS VIEW
遅いのは入力ではなく、紙が移動している時間です。
紙は人から人へ渡るたびに止まります。止まっている時間は誰の作業時間にも計上されないので、集計すると実感より大きくなります。
私たちも、まず「その書類が何人の手を渡るか」を数えます。渡る回数を減らすほうが、入力を速くするより確実に効きます。
11FAQ
よくある質問
12SUMMARY
この記事のまとめ
- 01ファーストキッチンは経費精算業務を3時間から30分にしたと報告されています
- 02なくしたのは紙の申請・回覧・印鑑承認と、領収書のファイリング
- 03入力を速くしたのではなく、入力の前後の工程を落としています
- 04自社で見るなら、1件の申請が承認されるまでの日数を測ってください
13 SOURCES
- ファーストキッチン株式会社 導入事例楽楽精算・2026-08-17 確認原文を見る ↗
掲載している数値は、各出典が公開している報告値です。当社が測定したものではありません。 図や表は、出典が公開している事実をもとに当社が独自に作成しており、出典の図版は使用していません。
本記事は、各社が公開している導入事例・公開情報をもとに、マクセラスが独自の視点で業務改善の考え方を分析したものです。マクセラスが導入を担当した事例ではありません。

